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サイカチ(皀莢・皀角)

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樹形 2014.10.25 鉛筆+透明水彩

 初めて出会ったサイカチの木。水道橋から駿河台に登っていく坂道で見つけた。

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葉と棘 2014.10.25 鉛筆+透明水彩

 葉は豆科特有の柔らかな羽状で、樹皮は同じ豆科の槐(えんじゅ)に似ている。しかし近づいてみると幹や枝に鋭い棘が多数あって、とてもではないが木登りは御免だ。

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落下した豆の鞘 2014.10.25 鉛筆+透明水彩

 見つけたのが秋だったので、沢山の実(豆果)がぶら下がっていた。そして歩道には沢山のその鞘が落ちていた。その大きいこと!
この豆果は皁莢([皁・ソウ・黒いの意]+[莢・キョウ・さやの意])と書いてソウキョウ・サイカチと読む。(皀莢の[皀]は当て字)。痰・利尿の漢方薬とのことで、スケッチ中に効能を講釈し、採取されている方がおられた。さや(莢・鞘)は水に漬け手で揉むとサポニン効果で泡が出て昔から洗剤として利用されたとか。


サイカチ(皀莢・梍・皀角)

 豆(まめ)科・落葉高木

英 名: [?]

古 名: 「西海子」(さいかいし・さいかし)

別 名: 「河原藤ノ木」(かわらふじのき)

原 産: 日本在来種


この「サイカチ」という樹木といつ出会えるのか・・・?と 楽しみにしていた。 このホームページをつくるつくる切っ掛けも「さいかち」だと言っても過言ではない。  それからちょうど10年が過ぎてしまったがようやく会えたというわけで、今日(14/10/25)はそれが叶ったサイカチ記念日。
そのキッカケ話はこちらから(作業中)どうぞ。



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