カール・ルードヴィッヒ・エンゲル(Carl Ludvig Engel)

(1778-1840)


 ドイツ出身の建築家。
19世紀のフィンランド建築上、最も著名な建築家。
1816年にフィンランドへ移る以前には、市の建築家として働いたエストニアのタリンや、ロシアのセント・ピーターズバーグで仕事をした経歴を持つ。
1816年から1824年の間、エンゲルはヘルシンキの公共建築物をデザインする役目を担う再建委員会の建築家として働き、その後、フィンランドの公共建築を監理する責任者に任命され、1840年に亡くなるまで、その職務を果たした。
エンゲルの建築デザインにおいて主要であったエンパイア様式は、パラディオ式新古典主義の変形であり、ローマの神殿に似て、円柱や壁柱、ペディメント、建物外面の調和の取れた色彩を重要視している。彼の公共建築監理責任者としての在職期間中に、エンパイア建築は当時のフィンランド建築に多大な影響を及ぼし、フィンランドにおける優良建築の手本となった。
その為、エンゲルは都市デザイン事業の責任者という大役を任され、彼の最も重要な仕事であり、長い歳月を費やして設計されたヘルシンキ大聖堂は、現在のヘルシンキで最も有名な建築物となっている。


【主な作品】

ヘルシンキ大聖堂 (1830-1852)
ヘルシンキ聖三位一体教会 (1825-1826)
トゥルク正教教会 (1839-1846)
タンペレ旧教会の鐘楼 (1828-1829)

引用:Muuka.Com(抜粋)



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