延喜式
(えんぎしき)


平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で、三代格式の一つ。 三代格式のうちほぼ完全な形で残っているのは延喜式だけであり、かつ細かな事柄まで規定されていることから、古代史の研究では重要な文献となっている。

 延喜5年(905)、醍醐天皇の命により藤原時平らが編纂を始め、時平の死後は藤原忠平が編纂に当たり、延長5年(927)に一応完成した。その後も改訂が加えられ、40年後の康保4年(967)より施行された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(抄)


内容は神社の一覧表や、全国の地名・農漁業産物・特産品、宿駅の名称・駅馬数の記載が主だったものである。(註記・や)


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