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20201103

東大寺


奈良・東大寺の正倉院

東大寺は有名だし、観光客で一杯! 避けるように裏(奥)に進む。

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正倉院 2019.03.29 鉛筆・パステル

ログハウスに興味があり、以前から一度は目にしてみたかった建物。正面からの遠望だが我慢がまん。

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正倉院 2019.03.29 鉛筆・透明水彩

外観だけで構造が全て把握できた!それほど明快な構造だということ!
それにしてもスケールの大きさには驚く・・・

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正倉院 2019.03.29 鉛筆


傍らの説明板による寸法を書き込む。
推測長さ10m、直径1m材を縦に六つに裂き、1段おおよそ一尺の高さで20段に積み上げた壁!

当然当時の敷地周辺はその様な巨木の森だったのだろう・・・
左図拡大(クリック)


東大寺の奥に更に進む。

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東大寺を振り返る 2019.03.29 鉛筆・パステル

三笠山に連なる傾斜地を登る・・・・傍らに献花された墓石が・・・
更に続く

裏参道

東大寺から若草山・春日大社に続くこの道を「裏参道」というそうだ

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見えてきた三笠山! 2019.03.29 鉛筆・パステル

山腹の寺は二月堂・・・

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 2019.03.29 鉛筆・透明水彩

垣根が邪魔なので、取り除いてもう一枚・・・

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 2019.03.29 鉛筆・パステル

二月堂を正面にして腰を据える。

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 2019.03.29 鉛筆・透明水彩

水彩で再チャレンジ!

この調子ではここだけで一日が終わってしまう・・・
彩色も程々に前に進もう

あとで知ったことだが、この気持ちのいい道は「二月堂裏参道」というらしい・・・

二月堂

二月堂の長い階段の回廊につながる建物(二月堂参籠所)を通り抜けて見上げると・・・

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 2019.03.29 鉛筆・パステル

二月堂の篝火をかざして走り廻るおなじみのシーンは夜のこと。昼間に見上げるこの場所からは建物を天空に持ち上げる床下の木組みがダイナミックで見事!

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 2019.03.29 鉛筆・透明水彩

 

斜面は入口の参籠所(さんろうじょ)に迫り、狭い隙間に背を建物に腰を下ろして一枚。

法華堂 (三月堂)

二月・三月という名称が不思議で調べてみたら、毎年行われる修二会が、旧暦二月に行われる二月堂、それに対して三月におこなわれるこの法華堂が三月堂と呼ばれる理由とか。

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二月堂と並ぶ三月堂 2019.03.29 鉛筆・パステル

 ここまで来てこの境内全て東大寺だと知り、いかに大きな寺なのか!足の疲れで体感した。
東大寺はたびたびの焼き討ちなどで焼失して度々復興しているが、この二月堂が一番古い建物とか?
中学生時代の修学旅行の知識では確か右半分は鎌倉時代に増築されたと記憶しているが今となっては確信なし。

法華堂経庫

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背景は法華堂(三月堂) 2019.03.29 鉛筆・パステル

丸太組構造に興味があり、思わずこの小屋に注目!
傍らの説明板によると、この校倉は江戸初期まで正倉院宝庫の地にあったものを現在の地に移設されたと推定されている。この経庫は元来、手向山八幡宮の宝蔵として移築されたが、明治初年の神仏分離の際、東大寺に帰属、法華堂とは無関係なので法華堂には背を向けているという・・・その時点で解体・組立という手順を踏んで再構築したのだろうか?

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 2019.03.29 鉛筆・パステル

正倉院の倉と違って間近に見られて詳細がよく把握できるのがうれしい!

三笠山

別名「若草山」ともよばれるが、どちらが正式名称かはわからない。
山全体が草(芝?)で覆われ、樹木のない山なので若草山が正しいのか? 山麓から頂上に三重に重なった形からか?・・・どちらでも良いか・・・

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 2019.03.29 鉛筆・パステル

街中の鹿の後片付けに忙しい市の職員を見ると、鹿にとっての居場所はどこ?と思っていた。それがこの周辺なのだろうか?

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 2019.03.29 鉛筆・パステル

生き物はポーズをとってくれないから・・・描くのが難しい。
夕焼け小焼け・・・日も暮れたので宿に戻りましょ。


馬酔木のこと

三笠山から東大寺に戻る道すがら、刈り込みされず自由奔放に育ち、枝もたわわに花を付けた姿が目につく「馬酔木」! どうしてこんなにあるの?

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興福寺・中金堂を背に夕陽を浴びる馬酔木 2019.03.29 鉛筆・水彩

馬酔木(あせび・あしび)は毒を持つそうで、動物はその事を御存知。当然この地の鹿も餌としては避けてその他の植物は喰い漁る。必然的にこの馬酔木だけは伸び放題ということのようだ。


参考文献:
 


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