春のゴールデンウィーク・初っ端の日、昭和の時代は「天皇誕生日」。平成の時代になって「みどりの日」、しかしある年から「昭和の日」と変わった。なぜ?・・・
5月の飛び石連休を繋げるために「みどりの日」は5月4日に引っ越したんだって! そんな理不尽を感じながら入間川河畔の音楽会に出かけてみた。 初めての場所なのでまずは施設巡りから・・・
この演奏会場はちょっとユニーク!昔の紡績工場?を再利用したことはノコギリ屋根が物語っている。工場の複数施設を「本館」「スタジオ棟」「サロン棟」「ホール棟」「織物工房棟」「染色工房棟」と見事に使い分けた利用が見事!
本館とホール棟の間にある広場は「パティオ」と称して屋外ステージ?オーニングと照明が仕込まれている。正面の円形建物は「スタジオ棟」でサキソホーンの練習をしていた。さぁ、開演時間だ。
入間川を臨む公園を背景にした演奏会場。奥行に比して間口の広さが気になったが、ノコギリ屋根が功を奏して見事なハーモニー。 あとひと月早ければ背景のサクラが満開か・・・目を閉じれば八ヶ岳音楽堂も思い浮かぶ・・・。
心地よい川風に誘われて入間川に沿って帰ることにした。(西武池袋線・仏子 → 入間市)
飯能市の入間川と比べたら隣の入間市に入っただけなのに河幅は大分広くなっている。だから今退場したホールも対岸からは小さくしか見えない。
地図を持たない無計画な行動はこのあとに思わぬ展開となった。たった一駅間を歩くだけだから、線路に出ればと見くびっていた。自動車道路を外して進路を取っていたのが失敗だった。この辺りは青梅あたりから延びている阿須丘陵の先端部分。だから自動車道路以外は渡れるルートがないのだ。
しかし助ける神もあり!休日をたむろしている高校生集団がなんと親切にも駅まで案内してくれた!(徘徊老人に見えたのだろうか?)
施設の概要
開 館 :平成13年2月1日
設置目的 :市民自らが音楽、演劇等の文化活動の練習、発表及び交流並びに地域産業の理解 及び振興を図る場とする。
構 造 :木造5棟、RC造2棟
敷地面積 :4,929平方メートル
建築面積 :1,737.84平方メートル
公園面積 :5,945平方メートル
工 事 費 :建物約2億6千万円、公園約5千400万円
入間市・文化創造アトリエ「アミーゴ」による
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