[２月]

立　春　　 梅に鶯・・・否カッコウ

[３月]

辛夷の花　　 2020年 春　コロナウィルスで静まり返る山手通り

[４月]

一年生になったら
新型コロナウィルスで閉校だった小学校に束の間の春がきた！

[５月]

えごのき
人通りのない「こどもの日」でも爽やかに咲いていた！

[６月]

かきつばた
コロナ騒ぎの緊急事態宣言からはや初夏を迎えて・・・

[７月]

たなばた
7月7日は永六輔の命日　つゆ空を仰いで考える・・・
地球規模の新型コロナウイルス感染を六輔翁は眺めているだろうか？

[８月]

Opera「Porgy and Bess」より《Summertime》
8月6日は広島原爆忌・・・繰り返し叫ばれる核放棄・核廃絶だが・・・
その根底にはかつての奴隷制度、人種差別が隠されているのではないか？

日本は核兵器の廃絶を訴え、世界が二度と核兵器を使用しないように努力する歴史的宿命を負っている。現実は宗主国の核の傘で護られる論理を盾に核兵器禁止条約を批准していない。宗主国の奴隷となることを自ら選択してハーメルンのねずみのように競って無駄死にする・・・暑い夏の白日夢

[９月]

American vaudeville より《My Blue Heaven》
浅草オペラでお馴染みの「私の青空」

日本語の歌詞で出てくる「青空」は、天高く・・の「秋空」ではなかった。
「私の青空」は実際の青空ではなく、温かくて居心地のよい自分の家・家庭を指しているのだ。だから、skyではなく、天国の意味もあるheavenを使っているんだね。

[10月]

《カンガサラの夏の日》
(kesapaiva Kangasalla) (Summer Day at Kangasala)

フィンランドでは知らない人はいない超有名な合唱曲だという。
一度聴いたら忘れられない美しい曲！
作曲当時は帝政ロシアの時代、暗い冬もやがて明るい春が訪れると・・・
一世紀以上経過した現代　　長いコロナ禍で脅かされている私たちにもやがては晴れる日が来るかと・・・

[11月]

《グラナダ》
ラテンの名曲「グラナダ」はアンダルシヤ地方の古い都グラナダを賛美した歌

レコンキスタで最後まで陥落しなかった鉄壁のグラナダ王国
殻が固い柘榴をこじ開けたように陥落した事で、ザクロが征服者の街のシンボルとなっている。

[12月]

《美しい世界へ》
明日から新年、どんな年になるのだろうか？
そんな未来へのラブソング！

コロナ禍だといって世界中が大騒ぎ・・・活動停止は思わぬ恩恵！
長らく手元に置いてあった知らない曲に夢中になれるなんて！