きしょうぶ(黄菖蒲)
埼玉・入間川河畔にて 09.05.11 鉛筆+透明水彩
川ッパラの湿地に咲いていたので、これはてっきり「かきつばた」!と思って帰宅後調べてみたら「黄菖蒲」とのこと。
「かきつばた」を何時か見つけてやろうとの思いからの大失敗。ちなみに「かきつばた」は紫、たまには白い色があるとのことで色から簡単に識別できたことなのだ。菖蒲湯に使うサトイモ科の「菖蒲」の葉のように中脈が隆起して、黄花だと云うことが名前の由来。
花が紫色で同様の葉をしたアジア原産のものが「ノハナショウブ」で「ハナショウブ」はそれを改良した園芸種となる。
ハナショウブには、紫、青紫、赤紫、白、ピンクとカラフルだが黄色はない。そんなところから明治になって外国から輸入されたもののようだ。 時代劇で河畔に咲いている黄色い野菖蒲があったら注目!しよう。
ヨーロッパ原産で、1896年頃日本に輸入され、各地の湿地や池畔に繁殖し野生化している多年草。丈夫な性質のため広く分布する。・・・
きしょうぶ(黄菖蒲)
文目(あやめ)科
英 名: [paleyellow iris],[yellow iris],[yellow flag iris]
似た花: 「あやめ」、「ハナショウブ」、「カキツバタ」
原 産: ヨーロッパ
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